パッチワークス活動記録 | 愛媛劇団

愛媛県松山市を中心に演劇活動する劇団です。2017年5月CTTセレクション松山参加。2017年5月27日/28日第3回本公演「η(エータ)」

【パッチワークス上演】第2回男芝居フェスティバル終了しました。ありがとうございました。

【パッチワークス上演】第2回男芝居フェスティバル終了しました。ありがとうございました。


こんにちは、パッチワークスの村山です。


先日7/12〜16まで開催された「第2回男芝居フェスティバル」にパッチワークス初の県外上演の機会を

いただき参加しました。


演劇祭を運営された委員会の皆様、数々の手配お気遣い配慮いただいた竹屋さま、演劇祭で共に作品を出し合った他団体の皆様、出演の忽那さん/zooさん/乾さん、衣装製作の中谷さん、松山リハを手伝ってくれた久保山さん、木邨さん、いろんな意見をくれた見学の方々、そしてご来場いただいたお客様、いろんな感情を一気に味わった、いい時間をたくさんいただきました。ありがとうございました。


いろんな気付きがありました。


ワーサルシアター近辺のゴミ箱をチェックし、劇場に関わると思われるゴミ(参加者/お客様)をよりわける運営の方、食事を取る時休憩する時必ず参加者に見えない場所で行い、演目に集中できる環境を作ってくれるスタッフの方々、一人ではなく運営の皆様がそうあること、それをやると浸透徹底できる組織力、そしてなによりすごく楽しそうに楽しく演劇祭を行っていたこと、とてもとても感動しました。すごい。


全ての演目が終わった後、交流会でお客さんや出演者の何人かの方と話す中で、「伝えることと伝わってしまうことを諦めてはいけない」ということを言っていただきました。

その方はパッチワークスの作品から「どうせわかってくれない」けれど「わかってほしい」という女々しさを感じたそうです。ある意味「男らしい」とも。

僕はその方の言葉を伝えたいなら「きっと伝わる」と全力で信じて、伝わってしまったことに対して怖がる前にそれを聞く、その両方を諦めないことだと受け取っています。


「伝える」には「伝えたい」と思うだけではなく「どうすれば伝わるのか」「その伝えたいことに対してベターな手法はなにか」「それを実践するためにどのような方法があるのか」もっともっと知って学んで実践して楽しんでいきたいと思いました。


もっともっと演劇したくなりました。


これからもいっぱい作りたいと思います。

パッチワークスを宜しくお願い致します。


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パッチワークス主宰 村山公一



【今週末】Unit outさま「食卓心中」があります。個人的に見て欲しい理由。

こんにちは、パッチワークスの村山です。

今回今週末7/8・9のUnit outさま「食卓心中」の制作協力に団体として参加させてもらっています。


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僕はこの「食卓心中」を人にすすめる時に、特にパッチワークスを見てくれた方に紹介する時に、「面白さがたくさんあることがわかる公演」という風に伝えています。


僕の考える「面白さ」とUnit outさまの、玉井さんの考える「面白さ」は違います。

それには上下ではなく、ただ違いがあり、位相の異なる世界の見え方があると思っています。


「演劇」という言葉にはたくさんの面白さ、が含まれていて今もまた新しい面白さが含まれ続けています。


Unit outさまの作品には、今回の作品には演出と役者の強い信頼と依存を感じられる瞬間があります。

その危うさとつなぎとめる糸が生み出す舞台上の緊張を僕は見て欲しいと思います。

広島公演の写真を見るとそこには人しかいません、そして人がはっきりと解像度高くそこに存在しています。

その解像度の高い生きている絵をぜひ松山でご覧いただければ嬉しいです。


そして見て頂き感じたものをお客様がご自身の言葉で話し始めたら、またそこからたくさんの「面白さ」が生まれると思います。


【松山公演】

2017/7/8(土)19:00〜

2017/7/9(日)13:30〜/18:00〜

※開場は開演時間の30分前

会場:シアターねこ


チケットのご予約はこちらから

https://www.unitout.com/%E9%A3%9F%E5%8D%93%E5%BF%83%E4%B8%AD-%E3%83%81%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E4%BA%88%E7%B4%84%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A0/

【小劇場が迎える変革の時。みんなの力で京都に100年続く劇場を!】小劇場のクラウドファンディングに出資しました。その理由と協力が広がればいいなという願いについて。

【小劇場が迎える変革の時。みんなの力で京都に100年続く劇場を!】小劇場のクラウドファンディングに出資しました。その理由と協力が広がればいいなという願いについて。


こんにちは、パッチワークスの村山です。


先日アトリエ劇研が閉館、そしてその次となる小劇場を創るためにクラウドファンディング(出資希望)が始まりましたのでわずかながら出資しました。


小劇場が迎える変革の時。みんなの力で京都に100年続く劇場を!

https://readyfor.jp/projects/TheatreE9Kyoto



笑いの内閣上皇さんがfacebook/twitterで記載されていたように劇場を創るいろんな手順や手続きを経て「お金」という一等わかりやすくそして目標が共有できるフェイズまでもってきたのは凄まじいと思います。


https://www.facebook.com/hibiki.takama/posts/1455467394546380?pnref=story


最初に僕はアトリエ劇研に強い思い入れはありません。

京都に縁があるわけでもなく、劇研で上演したこともありません。


それでも出資しました。


それは「劇場」だからです。


演劇はどこでもできると言われることがあります。

街中など野外や飲食店やイベントスペースと言ったオルタナエリアでもできると言われていますし、

劇場がなくなったら他でやればいいじゃないかと言われたこともあります。


しかし、僕には劇場が必要です。

演劇表現をできる、集まる、交流できる、話し合える、「劇場」が必要です。


僕は演劇をやっていて劇場に守られていると感じています。


それは飲食店やイベントスペースといった【本来の目的ではない】場所で上演した時に

発生したトラブルに対して僕個人では責任を負いきれないからです。

演劇において一軒家の中での上演、飲食物の提供などしばしばありますが、それは消防法や保健所の検査など通しているわけではなくあくまでお目こぼしをもらってやれているだけです。


社会人になって社会がいろんなルールによってかろうじて形がいびつながらも保たれてて、その中で行きていることを感じている中で、法律やルールが「演劇をする場所」として定義しているところが劇場であって。


本来の目的ではない場所での上演はある意味自分の身を社会的な立場を投げ打つ可能性のあるリスクの在る表現だと考えています。そしてそれだからこその輝きがあるということも。


僕は演劇を続けたいです。


そのために「演劇をしていい場所」として社会が認知している劇場が、僕が社会で生きながら演劇をしていくために必要なのです。


「劇場」という場所の意味や価値や尊さや役割やいろんなものを共有するつながりとして僕は出資しました。


僕はそこで上演しないかもしれません。


でも松山で劇場の意味が話題になった時、そんなつながりがあればと願ったりします。

もしよければ少しでも興味を持ってほしいと思います。


その地域に住むそれぞれが「劇場」を意識する、ことからいろんな議題や話題、発展があると思います。

プロジェクトの成功を心から祈っています。


パッチワークス 村山 公一

【県外上演情報】パッチワークスは東京で行われる演劇祭「第二回男芝居フェスティバル」に参加します。

【県外上演情報】パッチワークスは東京で行われる演劇祭「第二回男芝居フェスティバル」に参加します。


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こんにちは、パッチワークスの村山です。


この度、東京で行われる演劇祭「第二回男芝居フェスティバル」に参加・上演させていただく機会をいただきました。

パッチワークスとしては初の県外上演となります。


いろんなことを考えて今台本を書き直しています。

当初上演予定だった「α/β」はまた別の機会として、今回「I(イオタ)」を上演したいと思います。


頑張ります。

宜しくお願い致します。


【I(イオタ)】あらすじ


僕は夢を見る。

銃に蛇にハイヒール、傘や杖、ペンに鉛筆、柱に丸太。

ステレオタイプな「僕らしさ」の夢を見る。


俺は夢を見る。

感情的で扇情的で蠱惑的で魅力的で嫉妬深い、

偏見に満ちた「あなたらしさ」の夢を見る。


さぁ、僕達俺達はどうしよう。どうすればいいんだろう。

そうだ、分かった。相撲をとろう。



【第ニ回男芝居フェスティバル in 八幡山ワーサルシアター】
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再び、「"男"芝居」を集めた小さな演劇祭を開催いたします!

なぜでしょうか?男だけの芝居に憧れがあります。
「暑い」「友情」「馬鹿」「男子」。
頭の悪さと不器用さ、どこか憎めない可愛らしさ。
愛すべき男子たちによる、演劇のフェスティバルです。
この演劇祭で上演されるのは「"男性で構成される"作品」たちです。
日本一暑苦しい、おバカでキュートな演劇祭で萌え燃え尽きましょう!

男芝居フェスティバル実行委員長 すがの公

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■演劇祭の概要
15分以上20分以内の"男性で構成される"作品×9団体の演劇祭です。

・未発表、再演、既成、創作不問。
・裏方が女性でも構いません。
・「男」に関する精神的・肉体的線引きは参加団体側の判断に委ねています。賞の選考に関しても、そのことを判断材料にはいたしません。

■3つの賞と賞金
この演劇祭には、3つの賞<大賞・優秀賞・観客賞>がございます。

・大賞 : 賞状と副賞1万円
・優秀賞: 賞状
・観客賞: 賞状と副賞10万円

大賞・優秀賞は選考委員会にて決定。、
観客賞は全団体を観劇した観客の投票(一人二票)によって決定されます。

■チケット
○1ステ3演目券
1ステージ、3団体のみ観劇可能なチケット(前売3000円)

○フリーパス
全ステージ・全団体を何度でも観劇可能なチケット(前売3500円)

※当日券は+300円
※フリーパスは販売数に限りがあります
※いずれも予約時に観劇回の指定が必要です


■参加団体
A:はりねずみのパジャマ
B:劇団YAKAN
C:こわっぱちゃん家
D:劇団うけつ
E:演劇組織KIMYO
F:カプセル兵団
G:うめめ
H:立体映画館
I:パッチワークス(愛媛県より参戦)


■公演スケジュール

7月14日(金)15:00 DEH / 17:30 ABC / 20:00FGH
7月15日(土)12:30 FGI / 15:00 DEI / 17:30 ABC / 20:00 GHI
7月16日(日)12:30 ABC / 15:00 GHI / 17:30DEF / 19:00 交流会・授賞式
(1ステージに3団体を連続で上演します)

※開演は開場の20分前
※1団体の上演時間は15~20分
※団体の転換時間は5~10分(団体ごとに時間が変動することがあります)

16日(日)19:00の交流会にて、各賞の発表・授与式が行われます。
参加団体&観客を交えた交流会です。参加費500円、オードブル有り、予約不要です。ふらっとお越しください。


■会場
ワーサルシアター
京王線八幡山駅」徒歩1分

★GoogleMap
★改札~劇場までの道順(写真付き)


■予約
ご予約は下記オンラインフォームからご予約ください。


■公式サイト


SNS


■お問い合わせ(予約変更、キャンセルなどコチラ)




パッチワークス第3回本公演「η(エータ)」終了しました。ありがとうございました!!

パッチワークス第3回本公演「η(エータ)」終了しました。ありがとうございました!!


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こんにちは、パッチワークスの村山です。

先日5/27・28、第3回本公演「η(エータ)」を上演いたしました。


ご来場いただいた221名のお客様、上演させていただいたシアターねこ、ならびにシアターネットワークえひめの皆様、当日スタッフで会場運営を支えていただいた、小川直史様、塚田凌司様、乾葉月様、稽古見学にきていただき、様々な形で助言いただいた皆様、様々な形で調整・応援いただいた周囲の皆様、そして一緒に創ってくれた座組みのみんな、本当にありがとうございました。


この公演でもたくさんの声をいただきました。

それは共感であり、拒否であり、否定であり、肯定だったり、作品への問いであったり、僕自身の姿勢に対するものにいたるまで多様なものでした。


演劇は一人ではできないとよく言われます。


最初僕は座組みであったり、応援していただく方のこと、創作過程のみを指す言葉と捉えていました。

でもこの公演で「演劇は一人では続けられない」ことに気づきました。


過程を支えてくれる座組みや仲間、結果を見て言葉や反応をくれるお客様との関係、

一人では作れないし、一人では続けられない、何もない壁に向かって独り言をしゃべり続けることは自分にはできません。


いろんなつながりの中でしか生まれず、続けられないのが演劇の一つの側面なんだと感じました。


僕はこの公演を経て、演劇を続けたいと思いました。

どのような状況にあっても生まれた繋がりの中で「それでも」と演劇に対して言い続けたいと思いました。

そうあり続けたいと願います。行動します。


僕の尊敬する押井守は創作における勝利条件を「次も作りたいと思うこと、作らせてもらえる環境を維持すること(意訳)」と

しています。


僕はお客様からの声で「次も作りたい」と思います。

そして職場や友人、劇場環境や座組みのみんなが居てくれて「作らせてもらえる」と思います。


この公演のすべてにありがとうございました!

次もまた宜しくお願い致します!


パッチワークス主宰 村山公一

【本公演観劇と共に!】シアターねこ近くの(ムラヤマの)おすすめのグルメ、飲食店5選。

こんにちは、パッチワークスの村山です。

 

今週末のパッチワークス本公演「η(エータ)」、シアターねこ近隣の駐車場がかなり早く埋まることが予想されます。

 

そこで僕のおすすめのシアターねこ近辺のグルメスポットをご紹介!します!

ちょっと早めに車を止めて、観光やお食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。

せっかくの松山です、ぜひお楽しみいただければすごくうれしいです!

 

www.hotpepper.jp

シアターねこから徒歩5分!とても素敵な雰囲気のカフェです。
ごはんが美味しい!ランチをいただいた後、土曜は15:00の回、日曜は14:00の回を見てはいかがでしょうか。個人的にものすごく満足感の高いお店です。

www.hotpepper.jp

 

こちらもシアターねこから徒歩5分!
ちょっとした観光気分できたときに和食を楽しめるお店です

県外からいらした場合、夜こちらでちょっと豪華に楽しんでみては。

www.sinonomesai.net

search.yahoo.co.jp


結構ガチで豪華な食事を観劇あとに楽しみたいならこちら。
接待でも使える、使えてしまう本格派。せっかくならと思うならこちらをおすすめします。

kirinomori.co.jp

お土産ならこちらの霧の森大福!最近店舗がリニューアルしました!
松山観光観劇のお土産をお探しの方はこちらもどうぞ!

 

www.facebook.com

 

愛媛fcサポ内では有名なお好み焼き屋!味はもちろん、愛媛fcを感じられるスポットでもあります!愛媛が誇るサッカーチーム、愛媛fcもまた感じていただきたいです!

いよいよパッチワークス本公演「η(エータ)」あと3日!

皆様のご来場、お待ちしております!

 

 

パッチワークス第3回本公演の公演時間は90分です(公演に関するよくあるご質問)※5月22日更新

パッチワークス第3回本公演の公演時間は90分です(公演に関するよくあるご質問)※5月22日更新


こんにちは、パッチワークスの村山です。

本公演に関するよくあるご質問をまとめました。


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Q1.公演時間は何分ですか

A1.90分です。各公演のタイムテーブルは下記になります。


5/27(土)15:00開演〜16:30終演、19:00開演〜20:30終演

5/28(日)14:00開演〜15:30終演、18:00開演〜19:30終演

※開場・受付開始は各回30分前です。


Q2.シアターねこ駐車場は有りますか。

A2.ございません。近くのコインパーキングもしくは公共交通機関をご利用下さい。

  週末は近辺の駐車場が混み合う場合がございます。お早目のご来場をおすすめいたします。


Q3.団体割について教えてください。

A3.団体割は5名以上(上限なし)でチケットご予約のお客様が1000円でご覧いただけるシステムです。

  日時がバラバラの場合でも受付いたしますので、ぜひ友人、知り合いお誘い合わせでお申し込み下さい。

  お申込みの際は、patch.works.mk@gmail.comまで【団体割申し込み】のタイトルでチケット予約される方の

  お名前、来場日時、枚数をご記載の上メールをお送りください。

  メール返信をもって団体割のお申込みを受付いたします。


Q4.今回の作品について概要を教えてください。

A4.今回は幕末期1860年に起きたテロ、桜田門外の変と2011年東日本大震災後に起きた金融事故と関わった実在の人物が題材となっています。

  基本的にこの作品単独で完結していますが、作品設定上第一回本公演「{ }(空集合)」および2016年劇王参加作品「∇(ナブラ)」と共通の時間軸の

  話となっています。もし見られてたら共通点などを探してもらえるとめちゃくちゃ嬉しいです。


Q5.作品の見所は?

A5.のべ30人を斬り伏せる大殺陣と多くの役者が織りなすスピードある群像劇です。

  目まぐるしく変わる展開とその先にあるものをぜひご覧いただければ幸いです。


質問問い合わせは、


TEL:09028287037

mail:patch.works.mk@gmail.com


までお寄せ下さい。

いよいよ今週末!いい時間をお客様と一緒に過ごせたらと願います。

宜しくお願い致します!


【公演概要】


パッチワークス第3回本公演

『η』- エータ -

Alternative World Potentialities


これは「物語」に殺された

「僕」と「私」と「世界」の物語


作・演出:村山公一

公演企画・制作:パッチワークス


【公演日時】

2017.05.27(土) 15:00/19:00

2017.05.28(日) 14:00/18:00


【会場】

シアターねこ

(愛媛県松山市緑町1丁目2-1)


【料金】

前売り 一般:1,500円 学生:1,200円

当日  一般:1,800円 学生:1,500円


【予約方法】

●予約方法1.WEB予約

下記アドレスより予約フォームにご入力ください。

https://goo.gl/hVXQdX


●予約方法2.メール予約

○件名を「パッチワークスチケット予約」とし、patch.works.mk@gmail.com宛にお名前・券種・枚数・来場日時をご記入の上、お送りください。予約完了メールを2日以内にお送りいたします。予約完了メールが届かない場合はお手数ですが、090-2828-7037(村山)までご連絡ください。

※メール受信設定でgmailを受信拒否でないことをご確認ください。

※ご予約内容に変更もしくはキャンセルの場合はご連絡のほどお願い致します。


【あらすじ】

雪が降る。冷たく不快な雪が降る。


僕は倹約で枕いらずの御病人のために雪をならし血を隠している。

私はらくだの背を折った最後の1本の藁が積み重なる瞬間を眺めている。


1860年3月24日、雪が降っていた。

2011年3月15日、雪が降っていた。


「なぜ僕じゃいけないんですか」

「なぜ私じゃないんですか」


非承認と承認、分かり合えなさと分かり合えたかもしれない勘違いの山が

この世界をこの国を押しつぶしている。むしろもう潰れていたのかも。


建前と面子が僕の怒りを押しつぶす。

善意と無知が私の希望を押しつぶす。


なんでとどうせが繰り返す、自己嫌悪と卑屈さの自己憐憫。


僕は、私は、世界に選ばれることはない。


これは物語に殺された僕と私の物語。