パッチワークス活動記録 | 愛媛劇団

愛媛県松山市を中心に演劇活動する劇団です。2018.3/24 合同上演「これまでとこれからのアラワレ」

【TPAMフリンジ参加公演】パッチワークス第4回本公演「Q→P」終了しました。ありがとうございました。

【TPAMフリンジ参加公演】パッチワークス第4回本公演「Q→P」終了しました。ありがとうございました。


再来週には1年の1/6が終わっていると考えると時間の早さにびっくりします。

その時間の早さに自分のペースを合わせたり、流されたり、その中で抗ったり、走ったりしたいと考えています。


こんにちは、パッチワークスの村山です。


先日2018/02/17に【TPAMフリンジ参加公演】パッチワークス第4回本公演「Q→P」を横浜にて行いました。

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ご来場いただいたお客様、mass mass関内フューチャーセンターの皆さま、見学に来てくれた皆さま、そしてたくさんの試行錯誤の時間を共にした木邨さん、zooさん、宮田さん、応援していただいた皆さま、本当にありがとうございました。


今回「わかりあえないことをわかりあう」をテーマに創作に臨みました。

それは台本という共通のものに対して各々が解釈が違ったり、新しい側面・価値観が生まれたり、そしてそこから生まれたものが台本を変えたり、それは「わかりあえないこと」を可視化し、提示し、向き合う時間でした。


常に「失敗、大失敗」がチラつく危うさと怖さを最後まで持ちたかったからです。


僕はいろんなことに意味があって欲しいと思います。

その土地、その会場、そこにいてくれる役者・演者・スタッフ、そしてその時代、時間、日時。

「今ここ」にあるものが「今ここ」にあることが素敵で尊いと、そしてそれは「必然性」しかないからだとも。


「必然性」の純度を上げた演劇表現を僕は今求めています。

ここでいていい、ここだからこそ、この人だからこそ、そう願います。


今回終演後、そして映像を見た方からの問い合わせ、質問と対話が多く生まれたことがとても幸せでした。

そしてこの作品から次の機会が生まれそうなこと、本当に嬉しく思います。


最後に台本にはない、最後のシーンの台詞を記載します。

これが今回の作品動機です。


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この度はご来場いただき、本当にありがとうございました。

少し、この作品について話させて下さい。たぶん、3分くらいになります。


僕は震災が起きた時、WEB業界にいました。

2011年はfacebook/twitterなどSNSの隆盛があり、WEB業界は「新しいコミュニケーションの可能性」に湧いてました。

もちろん僕も。これでもっと人は「わかりあえる」んじゃないかって。


震災が起きました。


僕たちが僕が期待していたSNSでは「政治」「原発」「震災」それぞれの立場の人が反対派を強い言葉で論破・ねじ伏せようとする

光景が広がりました。


ただただ「わかりあえない」ことを可視化されただけで。

絶望しました。


震災から7年経ちました。

僕は少し考えが変わりました。


「わかりあえないこと」を可視化されているのであれば、それは「わかりあえないこと」は「わかりあえる」んじゃないかって。


SNSで「わかりあえないこと」が日常的に見えている今だからこそ。


そして目の前にある「わかりあえないこと」に向かい合うことでお互いの「違い」を「違いのまま」、受容を強制するのではなく、

「ただそこにあること」を認められるようになるんじゃないかって。


僕は人はよりよい方向に向かうと思います。きっと、たぶん。

色んな人が色んなままでいられるようになると。


「わかりあえないこと」は絶望ではなく、希望だと思います。


そんな僕の見方への「違い」もきっとあると思います。

話をしましょう、こんな時だからこそ、今だからこそ。


本日は誠にありがとうございました。


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これからもたくさんの声をもらいに願いに僕は演劇をしたいと思います。

本当にありがとうございました。また次の舞台で。


パッチワークス主宰

村山 公一