パッチワークス活動記録 | 愛媛劇団

愛媛県松山市を中心に演劇活動する劇団です。2018.3/24 合同上演「これまでとこれからのアラワレ」

Unit out 「季、寄せ来〜き、よせく〜」に寄せて(制作協力パッチワークス主宰 村山公一)

おはようございますこんにちは、パッチワークスの村山です。


今回Unit outさま本公演「季、寄せ来〜き、よせく〜」に制作協力で参加させていただき、

いよいよ高松公演が来週末6/23・24にあります。


たくさんの方に観に来てほしく、観てほしく、そしてその公演の時間を共有する参加者になってほしいと思っています。


Unit out、そして玉井さんに対しての思いを改めて。


玉井さんがよく口にされる言葉で「今」「ここ」というものがあります。

玉井さんの演劇観を端的に表した言葉で、それは作風、演出につながるものと感じてて。

「今ここ」で行われていることへの思い、執着、その儚さへの寂寥感、それゆえの眩さへの憧憬、それを込められたものが

役者を通じて舞台に「そう在れかし」と現れ、それが観客を「観察者」から「参加者」に変えてしまう当事者性を持つ空気を

生み出していると感じています。


この「今ここ」へのある種拘泥すら纏い、表れる、Unit outの公演には「再現性」はなく、その場その時その瞬間だけしかない、

「演劇」だからこその時間があります。


だからこそ、の「出会い」をUnit outの公演に感じます。

そしてそれは「また」がないからこそ、生まれるものがその場を共有した人、役者・スタッフ・お客様、それぞれにあると思います。


「地域で演劇をやること」は「今」だからこそ「ここ」だからこそ、そして「今そこにいる人」だからこそ、の

必然の積み重ね、言葉の積み重ねだと僕は考えています。


「地域で演劇をやること」に対して社会や周囲からの「問い」に対して「公演」という必然の集合体で答えて応え続ける、

Unit outの在り方を観て欲しいと思います。


人が居て、人が訪れ、交わり、去り、その残り香が残る人を変え、

人が人として意図せずとも「そこに在った」ことから生まれてしまう物語、そういう印象を「季、寄せ来〜き、よせく〜」に

僕は感じています。


6/23・24 高松swaggで「今ここ」を感じていただければと思います。

よろしくお願いいたします。


制作協力 パッチワークス主宰 村山 公一


(追記)


そして同日6/24パッチワークス本公演「∩」高知公演があります。


僕は制作としてUnit out さまを観て欲しく、そして自身の公演もまたいい時間を作りたいと考えています。


「演劇を観る」ということは決してゼロサムではないと思います。

どこかが公演したからどこかの公演のお客様が減る、その「狭さ」は演劇の「広さ」にはつながらないと感じます。

たくさんの公演が演劇が行われることでよりたくさんの方が演劇に触れ、

そしてそれがより豊かな観劇と創作環境につながると信じています。


僕はパッチワークスがこの1年を通じて感じた「広さ」を「∩」で表したいと思います。

Unit outとのはしご割あります。ぜひご活用いただければ!

よろしくお願いいたします。


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